メリット満載!所有する賃貸物件に大家さんが住むことの勧め

大家さんが住んでいる賃貸物件ってどうなんでしょう?

賛否両論あるようですが、しのっぴ大家は「大家さんが物件に住むこと」をお勧めします。

実際、しのっぴ大家は所有するファミリー向け物件をリノベーションして住んでいますが、入居者さんにも大家さんにも数多くのメリットがあるように感じています

今回は大家さんが物件に住むことのメリットを、大家さん視点で説明します。

そして、物件に住み多くのメリットを得るための「大家さんの心得」について、常日頃思っていることも述べたいと思います。

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大家さん視点で考えるメリット

しのっぴ大家は所有する物件に住んでいますが、以下の点でメリットがあると感じています。

  • 家賃が不要
  • 好きなように部屋をリフォーム/リノベーションできる
  • 入居者さんからのクレームに迅速に対応できる
  • 細かな点に気付きやすい&DIYで色々できる

それぞれの理由を説明していきます。

家賃が不要

大家さんが所有する物件に住むと、家賃が不要です!

当然といえば当然ですが、一般的には家計に占める居住費の割合は高いと言われています。

このため、居住費を支払わなくても良いという点は家計にとって最大のメリットです。

物件に住むと家賃収入が減るのも事実です。

しかし、家賃収入には税金がかかるため、家賃収入=所得とはなりません。

このため、トータルで考えると家賃を支払わずに物件に住んだ方が得なのです。

好きなようにリフォーム/リノベーションできる

大家さんは物件の所有者なので、好きなようにリフォームやリノベーションできます。

そんなの当り前じゃないの?と思うかも知れません。

でも、戸建てならまだしも、区分所有のマンションでは「管理規定」等があるため、好きな時に好きなようにリフォームできません。

マンションって自由度が低いというか、窮屈というか…。

その点、所有する物件であれば何でも「あり」です。

しのっぴ大家は物件の1部屋を自分たちの生活スタイルを想像してフルリノベーションしました。

具体的には3LDKを2LDK+Sに変更し、対面キッチンにしたり大きなお風呂に入れ替えました。

そして、そこで得た知見や経験を基に物件をリフォームして競争力アップを図っています

迅速なクレーム対応が可能

賃貸物件に住んでいると、入居者さんの困り事やクレームに遭遇することも多々あります。

こんな時、「あ~あ、メンドクサイなぁ。業者さんにやらせておこう…」は絶対にNG。

正解は、「即対応すること」です。

クレームを受けたら「すぐに対応していますよ」という姿勢を見せることが大事。

即対応することで入居者さんから信頼を得ることができ、長期間住んでもらえるようになります。

そして、大家さんが物件に住んでいると、超迅速なトラブル対応が可能です

なぜなら、最終決定権者である大家さんがその場にいるからです。

しのっぴ大家も給湯器の故障給水ポンプが急に停止するトラブルに遭遇しました。

対応が深夜にまで及ぶこともありましたが、いずれもその場で対応することで入居者さんからは感謝してもらい、入居者さんとは良好な関係を構築できています。

細かな点に気付きやすい&DIYで色々できる

次のメリットは、物件の細かな不具合や修繕箇所に気付きやすいことです。

不具合や修繕箇所は大事になると業者さん対応となり高額な費用が必要になりますが、初期段階ではDIYで対応可能なものも多々あります。

早期発見が大事という意味では、病気と同じイメージですね。

例えば、しのっぴ大家が所有する物件にはタイル張りの外階段があります。

タイル張りは見た目は良いのですが、築年数が経つとタイルが割れたり色々修繕が必要です。

でも、問題が小さなうちに見つければ、自分で修繕と対策が可能です

物件に住む大家さんの心得について

これまで、大家さんが所有する物件に住むことのメリットを説明してきましたが、住む上で最も大切なことがあります。

それは「入居者さんを大切にする」ということです。

これは、物件に住んでも住まなくても同じですが、入居者さんは部屋を借りてお金を払ってくれる「お客様」という意識を持つことが大切だと思っています。

「部屋を貸してあげている」という意識は当然、NGです。

入居者さんとは上から目線ではなく同じ目線で接することで、お互い、気持ち良く住むことができるのではないでしょうか。

賃貸経営の理想は「ずっと長く住み続けてくれること」だとしのっぴ大家は思っています。

このためにも、今住んでくれている入居者さんを大切にすべきなのです。

大家さんが物件に住むということは、入居者さんと信頼関係を築くチャンスでもあります。

まとめ

「大家さんが住む賃貸物件」という情報は多く目にしますが、今回は「所有する物件に大家さんが住む」という視点でまとめてみました。

実際、自分が所有する物件に住むと色々なところに目が届くようになります。

そして、入居者さんとも良い意味での「ご近所さん関係」を構築することができます。

また、気軽にDIYで補修したり、リフォームにトライしたり、色々試すことも可能です。

所有する物件に住むと良いことだらけなので、機会がある大家さんは試してみてはいかがでしょうか。

色々勉強になりますよ!

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