超簡単!経年劣化した窓枠の木はDIYで再塗装:具体的なやり方を教えます

築年数が経った物件で目立つのが窓枠の経年劣化。

サッシ自体は劣化しなくても、周りの窓枠(木材部分)の塗装がはげてボロボロになったり、カビたり「綺麗とは言い難い」状態のことも多々あります。

特に壁紙を張り替えると相対的にボロさが目立ちます。

悩む人
悩む人

窓枠ってどうやったら綺麗になるんだろう?

安くできる方法ってないんだろうか??

しのっぴ大家は15年以上DIYで色々なことをやっていますが、窓枠塗装のリフォームは簡単な上に見た目の効果も絶大です!

この記事の通りに作業すれば簡単に窓枠塗装できるようになるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

<この記事で分かること>

・窓枠塗装に必要な道具
・窓枠塗装のやり方
・窓枠塗装で失敗しないポイント

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窓枠塗装に必要な道具について

窓枠塗装に必要な道具は以下の通りです。

・サンドペーパー(♯180のやや粗目と、♯400の仕上げ用があると良いでしょう)

 →オービタルサンダーがあると作業は非常に楽です

・養生テープ/マスカーテープ

・刷毛

・塗料

・ペンキバケット

・手袋

・ボロ布

窓枠塗装は塗る面積も狭く、立派な道具は必要ありません。刷毛やマスキングテープ等は100均で売っているものでも十分です!

塗料の特徴&お勧めの塗料について

塗料には大まかに水性塗料と油性塗料があり、それぞれの特徴を次に示します。

水性塗料と油性塗料の特徴をまとめた表

水性塗料は塗りやすく、安いという特徴がある反面、耐久性は油性塗料に比べ劣ると言われています。

一方、油性塗料は耐久性はある反面、有機溶剤(シンナー等)の臭いがあります。

しのっぴ大家
しのっぴ大家

しのっぴ大家のお勧めは水性塗料です!

DIYで塗りやすさは最大のメリットで、失敗が少ないです。

窓枠塗装のやり方

必要な道具が分かったところで、次は作業の手順を確認します。

窓枠塗装は特別に難しいポイントはなく、以下の順に作業をすれば失敗なく綺麗に塗装できます。

1)下地処理(古い塗料や変色した部分をヤスリで落とします)

2)非塗装部へ養生

3)1回目の塗装

4)2回目の塗装

5)養生をはがして終了(塗料が完全に乾く前にはがす)

塗装前後の写真を次に示しますが、BeforeとAfterでだいぶ印象が違うことが分かると思います。

ここからは各工程の具体的な作業のやり方と、失敗しないためのポイントを説明していきます。

失敗しないためのポイントは「💡Point」と囲んで説明してあるので、しっかり読んでくださいね。

窓枠塗装前の状態を示した写真
塗装前の写真
窓枠塗装後の写真
塗装後の写真

下地処理のやり方

下地処理は塗装工程において最も重要なポイントとなります。

下地処理がしっかりできていると、塗料のノリも良く綺麗な仕上がりとなります。

なので、ここは丁寧にやっていきたいところです。

一般的にはサンドペーパーで古い塗装や汚れた部分を綺麗にしていきます。

しのっぴ大家
しのっぴ大家

すべて手作業は大変なので、しのっぴ大家はオービタルサンダーを使っています。

作業が楽で仕上がりも良いので、DIYでは必須のアイテムです。

オービタルサンダーは木材を研磨するための電動工具で、ある程度の面積の木材にヤスリ掛けする場合には最適な工具です。

オービタルサンダーを使う場合、面積が大きい部分をオービタルサンダーで、細部をサンドペーパーでヤスリ掛けすると良いでしょう。

オービタルサンダーの使い方はこちの動画でイメージがつかめると思います。

・古い塗装が残っていると、新たな塗料をはじいてしまうのでしっかり下地処理しましょう。

・カビが生じている場合、カビも全部取り除きましょう。

非塗装部に養生をする

下地処理の次は、非塗装部へ養生をします。

塗料がはみ出たらダメなところに養生テープ等を貼っていきます。

今回、細かいところは養生テープを貼り(左下写真、黄色のテープ)、塗料が飛び散って汚れたくない場所にはマスカーテープで覆うようにしました(右下写真)。

マスカーテープの養生シートの長さは用いる場所によって異りますが、正直、覆えればOKです。

ギリギリの長さで微妙に寸足らずになるくらいなら、少し長めのものを買うと良いです。

サッシにマスキングテープを貼った写真
サッシにマスキングテープを貼った写真
ガラスにマスカーで覆い、養生をした写真
ガラスをマスカーで覆った写真

養生を適当にやると塗料が飛び散って汚れたり、塗りたくない部分にも塗料が入り込むので、しっかり養生をしましょう。

1回目と2回目の塗装

下地処理、養生が終わったら、いよいよ塗装です。

悩む人
悩む人

どうやったら綺麗に塗装できるの?

失敗しないかな??

はじめて塗装する人は、きっとこんな不安を抱えていますよね。しのっぴ大家も最初はそう思ってビビッていましたが、実は簡単でした。

・綺麗に仕上げるコツは「重ね塗り」です。1回で厚く塗らずに2回~3回重ね塗りしましょう!

・重ね塗りする際は塗料の乾燥時間をしっかり守りましょう!

まずは1回塗装します。木材が塗料をはじくので多少のムラが生じますが、気にしなくてOKです。

塗料には乾燥時間が書いてあるので、その乾燥時間を経た後、2回目の塗装を行います。

1回目に比べ2回目の方が塗料の伸びが良く、均一に塗ることができると思います。

最後は塗料が完全に乾ききる前に養生をはがして終了です!

まとめ

この記事では劣化した窓枠塗装をDIYでやる方法について、以下のポイントを説明してきました。

  • 窓枠塗装に必要な道具について
  • 窓枠塗装のやり方について
  • 窓枠塗装で失敗しないポイントについて

はじめて塗装する人は「綺麗に塗れないのでは??」と躊躇することもあると思います。

しかし、この記事の通りに作業をすれば簡単に、そして綺麗に塗ることができます!

今回は窓枠の木部の塗装を紹介しましたが、コンクリートや外階段の防水塗装陸屋根のシート防水の保護塗装もDIYで可能です。

塗装系のDIYは失敗が少ない上にコストパフォーマンスが高いのでお勧めです。

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