コスパが高く失敗しないセルフリフォーム3選:簡単にできるDIY、教えます!

退去があったり、不具合があったとき、リフォームを業者さんに頼むケースも多いと思います。

でも、「えっ!?大した内容じゃないのに、こんなに高いの?」とビックする場合もありますよね?

そんな時にお勧めなのがDIYです。

「失敗したら大変じゃないの?」と不安に思うかも知れませんが、出来る範囲のことをやるだけでも出費は大きく違ってきます。

今回はお勧めのDIY3選とそのメリットについて説明していきます。

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お勧めのDIY3選

賃貸物件のリフォームやメンテナンスを考えたとき、DIYで出来ることって何でしょう?

下図はリフォームの大まかな項目と、しのっぴ大家の経験からDIYにお勧めの項目を示したものです。

リフォーム・メンテナンスの項目とDIYにお勧めの項目を記した図

しのっぴ大家は大工さんの経験もありませんし、工務店に勤めていたこともありません。

ですので、大工仕事が必要な場合や設備のリフォーム(キッチンやユニットバスのリフォームなど)は業者さんに依頼することにしています。

一方、ハードルが低いのが床材の上張り、そして塗装系です。

これらは、実際に作業してみると分かると思いますが、意外に簡単です。

しかも、業者さんに依頼すると数万円~十数万円はかかるので、コストダウン効果はとても大きいです。

壁紙の張替えは、仕上がりが部屋の印象を大きく左右するためハードルは高めです。

また、平米あたりの単価も安いので壁紙の張替えは業者に頼んだ方が良いと思います。

DIYは難しくないのか?失敗した時の対応は?

「お勧め」って言われても、難しくないの?とか、失敗した時はどーするの?と思いますよね。

しのっぴ大家も最初は不安でしたが、床材の上張りや塗装系は実際にやってみると難しくはありません。

例えば床材の上張りですが、実際に張り付ける前に一旦仮並べします。

そして、接着材や両面テープで張っていくだけなので、失敗する余地はほとんどありません!

万が一失敗したら、その時はプロに依頼すればきちんと仕上げてくれます。

つまり、「最後はプロに頼む」という保険付きです。

DIYは最初のハードルが高いのですが、やってみると「超簡単」ということは多々あります。

何事も「やってみよう!」という姿勢が大事。失敗してもリカバリー可能です。

DIYのメリット

DIYの最大のメリットはコストダウンです。

作業は自分で行うため、材料費以外かからないので当然といえば当然ですよね。

例えば、外階段の撥水塗装を依頼したときのはなしです。

業者さんは材料費(塗料代、刷毛代など)に加え、職人さんが何人で何日かかるのか?を算出します。

職人さんは1日仕事でも数時間の仕事でも1日〇〇万円となっているので、簡単な作業だととても高額に感じるのはこのためです。

これに業者さんの利益が乗るので、支払額としては20万円弱という見積をもらったことがあります。

一方、これをDIYでやると4万円弱となり、大きなコストダウンが図れます。

失敗を恐れずトライしてみると、その先には大きなコストダウンが待っています☆

DIYの実例

ここからしのっぴ大家が実際にやってみて、簡単にできるお勧めのDIY3選を紹介していきます。

具体的な内容は以下の通りです。

  • 床材の上張り
  • 外階段の撥水塗装
  • 陸屋根の防水シートの保護塗装

床材の上張り

床材の上張りとは、既存の床の上に新規の床材を張ってリフォームする方法です。

上張り用の床材としては以下の3点が一般的です。

・クッションフロア
・フロアタイル
・usui-ta

この中でクッションフロアは最も低コストですが、既存床材の微妙な凹凸の影響を受けやすく、仕上がりとしてはイマイチなのでしのっぴ大家は使用していません。

一方、フロアタイルとusui-taは仕上がりも良く、いずれもDIYしやすい床材です。

特に大面積の部屋にはusui-taはお勧めで、仕上がりと耐久性の観点から好んで使用しています。

(下写真はusui-taのホワイトオークを上張りした部屋です)

仕事量としては、4.5~6畳程度の部屋であれば1日で終わり、DIYとしてはやりやすい作業です。

フロアタイルの上張りはこちらの記事、usui-taの上張りはこちらの記事に詳細を説明しているので、参照してください。

外階段の撥水塗装

タイル張り外階段はタイルの割れ・剥がれなどが生じやすく、メンテナンスに意外に費用がかかります。

これに対し、外階段に防水塗装を施すことでタイルの浮きや割れが生じにくくなり、メンテナンス費用の削減が可能です。

この撥水塗装は非常に簡単で、誰がやっても失敗しません。

なぜなら、無色透明で塗った跡が残らないからです。

しかも、ある程度適当に塗っても、塗料が濡れ広がって本来の防水機能を発揮するため、塗りムラの心配もありません。

また、撥水塗装することで汚れにくく、苔なども生えにくくなるため、モルタル部や打ちっぱなしのコンクリート部にも好適に使用できます。

外階段のメンテナンスなどにお金がかかっている大家さんにはお勧めのDIYです。

DIYの具体的なやり方についてはこちらの記事を参照してください。

陸屋根:防水シートの保護塗装

陸屋根の防水シートの保護塗装も簡単にできるDIYです。

DIYの前提としては、防水シートが破れていなく、きちんと機能している場合です。

シート防水は表面に保護塗装していて、この保護塗装が劣化することによってシート防水自体が痛み、防水機能が損なわれます。

このため、シート防水が機能しているときに保護塗装を上塗りします。

その結果、シート防水の寿命延長につながり、メンテナンスコスト削減となります。

しのっぴ大家は5年ほど前に防水シートの保護塗装を行いましたが、塗装が劣化した際に見られるチョーキングも起こっておらず、まったく問題ありません。

早め早めに対策することで、大きなコストダウンにつながる事例だと思っています。

DIYの具体的なやり方についてはこちらの記事を参照してください。

DIYは究極の施主支給

リフォームなでで使用する物品を施主が用意することを施主支給といいますが、DIYは労力も施主が支給するので、DIYは究極の施主支給です!

では、物品はどこで買うのか?

例えば床材、塗料、刷毛などなど。

しのっぴ大家はほとんどのものを楽天やAmazonで購入しています。

特に楽天は施主支給を上手く使って安くリフォームでも説明した物品(例えばトイレ、洗面台なども)全て購入できるので、非常に重宝しています。

また、楽天は数多くのキャンペーンを頻繁にやっていて、ポイントが10%以上付くことも珍しくありません(下の写真はusui-taを購入した時にポイントが11%付いた時のものです)。

楽天の注文画面の写真

楽天カードを使うとポイントが多く付与されます。

施主支給で大量にものを購入する場合は絶対にお得です!!

まとめ

具体的な例をいくつか挙げながら説明してきましたが、実際にDIYをやってみると楽しいです!

DIYで失敗したらどうしよう…と悩む必要はありません。

今回紹介した3つはいずれも簡単な割にコストダウンに大きく寄与するモノばかりです。

家賃をあげることはムズカシイですが、DIYで必要経費を抑えることは十分可能です。

DIYで色々なことをやると物件に愛着も沸くので、まだやったことのない大家さんは一度、トライしてみてはいかがでしょうか?

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