ルーフバルコニーにDIYで作った巨大なパーゴラ&ウッドデッキ。
作った時は綺麗だったのですが、紫外線にあたり木材は色落ちしてしまいました。
ハードウッドは耐久性が高いので色落ちしても全く問題ないのですが、少し気になったので塗装してメンテナンスすることに。
今回はメンテナンスの詳細について述べていきます。
セランガンバツ:色落ちの程度は?
しのっぴ大家がDIYで作った巨大なウッドデッキ&パーゴラは「ハードウッド」の一つ、セランガンバツを使っています。
ウッドデッキ&パーゴラの作り方はこちらの記事(前半:パーゴラの小屋組&土台つくりまで、後半:ウッドデッキの板張り)を参照にして欲しいのですが、作ったときは綺麗な色をしていました。
が、、、1年も経つと立派に?色落ちし、薄汚れた灰色に変色しています。
作った直後の写真(左下)と、色落ちした写真(右下)を以下に示します。
ハードウッドの色落ちについては既知の通りで、こちらのサイトでは「美しいシルバーグレー」に変色するとありますが、どう見ても「薄汚れた灰色」です(笑)。
せっかくテントを張ってグランピングを楽しもうにも、少し盛り上がりにかけてしまいます。
そこで、DIYでメンテナンス&塗装して、出来上がりの当時の「美しい姿」に戻すことにしました!
メンテナスの手順
ウッドデッキの床板とパーゴラの柱を見ると、少しささくれ部分があります。
また、基本的に野ざらしのため、ところどころ汚れもあります…。
ということで、メンテナンス&塗装は以下の手順で行いました。
・高圧洗浄で汚れを落とす
・木材が乾いたら、ささくれ部分をヤスリ掛け
・塗料を2度塗り
作業に難しい工程はなく、塗装も2度塗りすれば大抵の場合は綺麗に仕上がります。
少なくとも色落ちした状態よりもひどくなることはないので、家族で楽しく塗装することにしました。
高圧洗浄で汚れを落とす
ここからは実際の作業の様子を説明していきます。
まずは高圧洗浄です。
アパート経営をしていると、何かと役に立つのが高圧洗浄機。
過去に階段と外廊下の撥水塗装や、シート防水のトップコート塗装にも使いました。
今回はウッドデッキとパーゴラを綺麗にしていきます!
使い方は至って簡単。
高圧洗浄機を電源と水道につなぐだけ。
あとは、吐出圧を調整して汚れている部分をひたすら洗い流します。
当初、色落ちによって「薄汚れた灰色」と思っていた木材ですが、高圧洗浄をかけるとかなり綺麗になりました(下写真参照:写真上部が洗浄後、写真下部が洗浄前)。
「こんなに汚かったの??」と驚きです。
ささくれ部分のヤスリ掛け
次の作業はささくれ部分のヤスリ掛けです。
うちのウッドデッキは基本、土足ですが、ささくれ部に手が触れると痛いんです…。
なので、主にパーゴラの小屋組とウッドデッキの床板のささくれが目立つ部分にヤスリ掛けします。
とは言っても、ハードウッドは硬いので手作業はほぼ不可能。
しのっぴ大家はオービタルサンダーに180番のペーパーを使ってヤスリ掛けしました。
気持ち良いくらいツルツルになるので、ささくれに困っている人はオービタルサンダー、必須です!
木材の塗装
最後に、木材を塗装していきます。
必要な道具は以下の通りです。
・塗料:今回は定番中の定番、キシラデコールを使いました
・ローラー、刷毛
・ベンダー
・養生テープ/マスカーテープ
・ペンキバケット
・手袋
まず、塗料が付いてほしくない部分に養生テープやマスカーテープを貼ります。
それが終わったらいよいよ塗装です。
とは言ってもとても簡単な作業で、大きなところはローラーや刷毛で塗るだけ。
床板と床板の隙間はベンダーを使って塗っていきます。
しのっぴ大家のウッドデッキは5m×7mとかなりの大きさですが、子ども(小学生)と大人二人で半日で2度塗りが終了しました。
・一回目の塗装はムラがあっても問題ありません。気にせず塗り進めましょう
・二回目の塗装は塗料が馴染み、綺麗に塗れるはずです
・細かい仕上がりを機にせず、楽しみながら塗っていきましょう!
塗装後の写真を次に示しますが、作った当時のように綺麗になりました!
キシラデコールの色は悩んだ末に「チーク」に決定。
少し暗い色かな?と思いましたが、実際に塗装すると落ち着いた色でイメージ通りでした。
また、塗装から2年以上経ちますが、いまだに「薄汚れた灰色」には戻っていないので、対候性はあると思います。
まとめ
ハードウッドのウッドデッキやパーゴラは「メンテナンス不要」と良く言われますが、ささくれの発生や色落ちがあるので、数年に一度はメンテした方が気持ちよく使えると思います。
今回は高圧洗浄→ヤスリ掛け→塗装(2回)という手順でメンテしましたが、ウッドデッキがどんどん綺麗になっていくので、正直、楽しかったです。
薄汚れたウッドデッキやパーゴラは簡単に綺麗にできるので、年数が経ったものはメンテナンスし、リフレッシュさせましょう!!