ウッドパネルを使って快適なベランダにリフォーム!ウッドパネルの選び方と簡単で効果が大きい防汚対策について

モルタルや防水塗装で覆われた無機質なベランダ。

ウッドパネルを使うと快適な空間にリフォームすることができます。

賃貸用物件でもベランダにウッドパネルを敷いてあると入居者さんには好評で、物件の競争力アップにつながります。

しかし、ウッドパネルには様々な商品があって、どれを選べば良いの??と悩むことも…。

今回はしのっぴ大家が5年以上使ってきた安価で耐久性のあるウッドパネルを紹介します。

そして、ウッドパネルの弱点の一つである、防汚対策についてもしっかり説明していきます。

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ウッドパネルを敷く前と後の比較

最初にウッドパネルを敷く前と後でベランダがどのように変わるのか?写真を見てみましょう。

左側がBeforeで典型的なベランダの写真です。

築年数が古いこともあり、高圧洗浄後も汚れが目立ちます…。

だいぶ雰囲気が悪いですよね。

ここにウッドパネルを敷いたのが右の写真です。

ウッドデッキには及びませんが、何もないベランダよりもずっと良くなっています。

ウッドパネルを敷いたことで見た目が良くなるだけでなく、素足で歩けるようになります。

洗濯物を干したりする時、いちいち外履きに履き替える必要がないので、大きなメリットの一つです。

ウッドパネルを敷く前のベランダの写真
Before
ウッドパネルを敷いたベランダの写真
After

ベランダのリフォームにウッドパネルがお勧めの理由

次はベランダのリフォームにウッドパネルがお勧めの理由を説明します。

仕上がりの良さではウッドデッキに軍配が上がりますが、ウッドパネルには次のメリットがあります。

  • 安価にリフォーム可能
  • DIYで簡単に施工できる
  • 法令対応

3つ目の法令対応って何??って感じですよね。

建築基準法施行令第126条に「2階以上の階にあるバルコニーその他これに類するものの周囲には、安全上必要な高さが1.1m以上の手すり壁、さく又は金網を設けなければならない」とあります。

ベランダの手すりはそんなに高さがないので、ここにウッドデッキを作って床高を上げてしまうと法令違反となる可能性があります。

賃貸物件で法令違反をやってしまい、入居者さんが転落したら一大事です。

自宅で使用する場合でも、安全のために床高を上げる必要がないウッドパネルがお勧めです。

お勧めのウッドパネルについて

次に、お勧めのウッドパネルを紹介します。

ウッドパネルには様々な商品がありますが、しのっぴ大家が購入したのは人口木のウッドパネルです。

人口木のウッドパネルは天然木に比べて色褪せし難い、ささくれがない、安価という特徴があります。

また、重量も軽く、簡単に敷き詰めることが可能です。

しのっぴ大家はこのウッドパネルを6年以上使ってますが、壊れたり変色したことはありません。

価格も非常に安いので、お勧めのウッドパネルです!

ちなみに、しのっぴ大家はウッドパネルを楽天で購入しました。

ホームセンターで購入しても良いのですが、ウッドパネルは枚数が多くなると運ぶことが大変です。

この点、楽天で購入すると安い上に送料無料で玄関先まで配送してくれるので、非常に楽です。

お勧めのウッドパネルの写真

このウッドパネルは使用場所に合わせてカットすることも可能です。

左下は実際にのこぎりでカットしている写真で、簡単に切ることができます。

そして、右下は排水溝にかからないようにカットし設置したウッドパネルの写真です。

ウッドパネルを敷く際に何かと干渉したり、大きさが合わない時などに非常に便利です。

簡単にカットできることも、このウッドパネルの特徴の一つです。

ウッドパネルをのこぎりで切断中の写真
排水溝を避けるようにカットしたウッドパネルを敷いた写真

ウッドパネルの敷き方

ウッドパネルは敷き方も簡単です。

ウッドパネルには他のパネルとの「連結部」があります(下写真参照)。

ここに次のパネルを置くだけ。

上記ベランダは54枚のウッドパネルを用いましたが、敷き詰めるのに要した時間は15分程度です。

安全のために手袋をして作業すれば手を痛めることもありません!

ウッドパネルの連結部を映した写真

使用前にぜひやっておきたい防汚対策

最後に、是非やっておきたい防汚対策について説明します。

人口木のウッドパネルに限らず、ウッドパネルは汚れます。

そして、水を吸い込むことでコケやカビが生えることがあります。

汚れたり、カビたりしたウッドパネルはタワシでゴシゴシ掃除する、という記事を多く見かけますが、正直、超メンドウです。

一生懸命タワシでゴシゴシやっても大して綺麗にならないですし…。

ということで、ウッドパネルを敷き詰めたらすぐにやっておきたい事が防水塗装による防汚対策です。

ウッドパネルに防水塗装!?と思うかも知れませんが、効果絶大です。

ウッドパネルに防水層を形成させることで水を吸い込まなくなり、結果的にカビません。

そして、汚れても雨水が汚れを流してくれるので綺麗な状態を保つことができます。

防水塗装に必要な道具と塗り方

防水塗装に必要な道具は以下の通りです。

・塗料

・ローラー刷毛(継ぎ手があると作業が楽です)

・ペンキバケット

今回は日本特殊塗料社製の「強力防水一番」を用いました。

防水一番は無色透明で、塗料が染み込むことによって表面に防水層を形成するタイプの塗料です。

そして、防カビ材が配合されているようなので、カビることもありません!!

塗り方はいたって簡単で、ローラー刷毛で2度塗りします。

乾燥時間は夏場は5~6時間、冬場は8~10時間なので、初日に一回塗り、翌日に二度塗りします。

塗る際に、下のベランダに塗料が滴り落ちることもあるかと思いますが、全く問題ありません。

気にせずにどんどん塗り進めましょう!あっという間に塗り終わると思います。

実際のウッドパネルに防水一番を2度塗りし、水をかけた動画を次に示します。

見事に!?水をはじいていることが分かると思います。

このように、水をはじくことで防汚・防カビ効果は抜群です。

防水一番の効果がどれくらい続くのか?は使用条件によって変わりますが、しのっぴ大家は外階段の保守のために防水一番を使っています(詳細はこちらの記事参照)。

外階段という厳しい条件でも1年に1回、防水塗装をすることで十分な防水機能は維持できています。

ですので、ウッドパネルには1~2年に一度、防水一番を塗れば十分だと思います。

まとめ

ウッドパネルを用いると、殺風景なベランダを快適な空間にリフォームできます。

ただ、「木」である以上、カビたり汚れたりします。

こうならない為にも、買ってすぐに防水塗装を施すことをお勧めします。

少し手を入れるだけで長期間にわたり、綺麗に使い続けることができると思います。

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