USUI-TA(旧WPBリフォームフロアー)は既存の床材の上に重ね張りでき、フローリングと遜色なく仕上がる優れた床材です。
そして、厚さがわずか1.5mmなのでドアに干渉することなく、DIYで張ることができます。
一方、その薄さのために「耐久性は大丈夫なの?」と気になることもありますよね?
今回は7年以上WPBリフォームフロアー(今はリブランドされてUSUI-TA)を使った実績を基に、耐久性がどうなのか?を報告していきます。
<この記事で分かること>
・USUI-TAの構造について
・USUI-TAの化粧シートの剥がれについて
・USUI-TAの化粧シートの傷みについて
USUI-TAの構造について
USUI-TAは下図のように、ウッドプラスチックボードの上にオレフィン系樹脂の化粧シートが貼ってある構造です。
全体の厚みは1.5mmと非常に薄く、トップ層の化粧シートはもっともっと薄いです。
そんなに薄いのなら、剥がれたり破れたりしないの??
薄い=長持ちしない、と考えてしまいますよね?
そこで、今回は以下の2つの観点で耐久性を確認していきます。
- 化粧シートの剥がれについて
- 化粧シートの傷みについて
USUI-TAの化粧シートの剥がれについて
僕が最初にUSUI-TA(WPBリフォームフロアー)を購入したのは2016年3月です。
(参考までに下記に購入履歴を示しておきます)
それから7年以上経ちますが、最も日当たりが良く高温になるサッシ付近の写真を以下に示します。
よーく見ても化粧シートが剥がれていたり、もしくは、剥がれそうな雰囲気はありません。
また、USUI-TAをサッシに突き当てて張っていますが、膨張や伸縮による変形も起きていません。
写真で示したのはごく一部ですが、65平米弱の部屋すべてを見渡しても、化粧シートの剥がれはありません。非常に優秀な床材であると言えます。
USUI-TAの化粧シートの傷みについて
ここからは化粧シートの傷み(傷や凹み)についてみていきます。
最初に、一般的なフローリングは使用する材質にもよりますが、長年の使用で傷ついたり、凹んだりします(下写真参照)。
賃貸経営をしていると、フローリングを張り替えても退去があるとこのようになっていることが多々あり、非常にガッカリします…。
では、7年以上使用したUSUI-TAはどうでしょうか?
まず、リビングの床の様子を下に示します。
よ~く見ても、傷や凹はありません。印象としては、張った時のままという感じです。
次に、玄関の框から廊下に続く部分の写真を下に示します。
玄関のライトが電球色のため、本来の色より黄色が強く出ていますが、こちらも傷一つありません!
写真を撮っていても上張りした直後と全く変わらないので、正直なところ「どこの写真を撮ろうか??」と悩んでしまったくらいです。
こんなに耐久性に優れた床材だとは思っていなかったので、驚いています。
USUI-TAは低コストで仕上がりが良く、耐久性がある床材です!!
まとめ
この記事ではUSUI-TA(旧WPBリフォームフロアー)の耐久性について、以下のポイントを説明してきました。
・USUI-TAの構造について
・USUI-TAの化粧シートの剥がれについて
・USUI-TAの化粧シートの傷みについて
USUI-TAの最大の特徴は上張り系の床材であるにもかかわらず、フローリングに匹敵するような仕上がりの良さです(詳細はこちらの記事参照)。
これに加え、7年以上使用した実績として非常に高い耐久性を有しています。
さらにフローリングと異なり、傷んだところがあれば「その部分だけ張り替える」ことができるのもUSUI-TAの魅力の一つです。
床のリフォームを考えている人にとって、USUI-TAは有力候補になるのではないでしょうか。