賃貸物件の共用部を綺麗に保つ方法:高圧洗浄&防水塗装の簡単DIY

賃貸物件の共用部、例えば外廊下や階段って意外と汚れます。

そして、水はけの悪いところはカビやコケが生えて美しくありません。

一方、共用部をデッキブラシやタワシでゴシゴシやるには面積が大きく一苦労です。

そこでお勧めなのが高圧洗浄です。

しかし、高圧洗浄をするとその時は綺麗ですが、またすぐに汚れ始めます…。

このような汚れ→高圧洗浄→汚れ→高圧洗浄というメンドクサイループを抜け出し、いつまでも綺麗な状態を保つDIYを紹介します!

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作業手順

作業はとてもシンプルで、まず最初に汚れを落とすために高圧洗浄をします。

そして、防汚対策で防水塗装をするだけです。

作業日数としては高圧洗浄に半日、撥水塗装に半日程度です。

しかも、雑にやっても失敗がないので、お勧めのDIYです。

ちなみに、業者さんに頼むと面積にもよりますが、数万円後半~10数万円かかります。

実際に業者さんに頼んだところ15万円+税でしたが、DIYでやると塗料代(数万円)ですみます。

お勧めの高圧洗浄機

高圧洗浄機には色々な種類があり、大まかには以下の4タイプとなります。

電源の取り方でバッテリータイプと電源コンセントタイプに分かれます。

さらに、給水方式で給水タンクタイプと水道接続タイプがあります(下図参照)。

高圧洗浄機の分類表

この中で比較的小さな面積用に向いているのがが給水タンク&バッテリータイプで、今回のように大きな面積を高圧洗浄するには水道接続&電源コンセントタイプが最適です。

あと、高圧洗浄は意外と音が大きいので、音が気になる人は静音タイプを使うと良いでしょう。

具体的な高圧洗浄のやり方についてはこちらの記事動画を参照してください。

高圧洗浄Before-After

高圧洗浄でどれくらい綺麗になったのかを見ていきましょう。

最初は外階段の踊り場の壁です。

ここはどうしても湿気がたまりやすく、カビたりコケが生えやすい場所です。

左側の写真がBefore、右側の写真がAfterです。

高圧洗浄前の踊り場の写真
高圧洗浄前
高圧洗浄後の踊り場の写真
高圧洗浄後

過去に2回、高圧洗浄と防水塗装を施してあるためさほど汚れが目立ちませんが、軽微にコケが生えています(壁の立ち上がりの部分、緑色に見えているところ)。

高圧洗浄することにより、コケも汚れも綺麗になりました。

次は外壁のサイディングです。

こちらは凹部にコケが生えているのですが(下、左写真)、高圧洗浄によって綺麗になりました(下 右写真)。

高圧洗浄前の外壁の写真
高圧洗浄前
高圧洗浄後の外壁の写真
高圧洗浄後

高圧洗浄が終わったら、モルタル部をきちんと乾かします。

夏場で1~2日、冬場で3~5日程度乾かせば良いと思います。

乾燥が終わったら、次は防水塗装です。

モルタル部は防水塗装で「綺麗」をキープ

高圧洗浄をするとその時は綺麗になりますが、残念ながらその「綺麗」は長続きしません。

そこで、もう一手間かけて「綺麗」をキープしていきます。

その一手間が防水塗装です!

モルタルはその性質上、どうしても水を吸い込みます。

このため、カビたりコケが生えたりします。

一方、防水塗装をすることで、モルタル部に水が浸み込まなくなりカビ・コケが生え難くなります。

さらに、汚れが雨水で洗い流されることで汚れ難くなるというメカニズムです。

具体的な塗り方はこちらの記事を参照にしてください。

防水塗装の効果

防水塗装は無色透明なので、「本当に効果あるの??」と疑ってしまいます。

そこで、防水塗装の翌日に水を垂らしてみました。

次の動画に示すように、水を完全に弾きます!

防水塗装をしていないモルタルは水を吸い込むので、大きな違いです。

これだけ完全に水を弾くと雨水で汚れを洗い流してくれますし、コケ・カビも生え難くなります。

しのっぴ大家は毎年1回、高圧洗浄&防水塗装をDIYでしていますが、以前のように汚くなることはなくなりました。

また、防水塗装の効果は長く続き、1年経ってもモルタルに水が染み込むことはほぼありません。

ちなみに、防水塗料は「防水一番」です。

この塗料は非常に塗りやすく、失敗がありません!

一斗缶で120~140m塗ることができるので、業者さんに依頼するよりもずっと安価です。

まとめ

賃貸物件の共用部、例えば外廊下や階段は意外と汚れます。

そこで、高圧洗浄した後にモルタル部には防水塗装を施すことで、驚くほど水を弾くようになり、綺麗な状態を維持することができます。

コケやカビが生えて毎年、業者に依頼するなんてもったいないです!

高圧洗浄+防水塗装は簡単な作業で、費用も数万円で済むのでDIYでやることをお勧めします。

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